ビジ八2019 最終審査イベントが開催されました!
2019.07.16
八王子ビジネスプランコンテスト2019の最終審査イベントが開催されました!
たくさんの方にご来場いただきました、有難うございます!
当日の司会を務めていただいたのは、リブト株式会社の後藤社長です。
後藤社長には企画や運営もたくさんご協力いただきました。
本当に有難うございます!
審査員にもお忙しい中、八王子の経営者の方々にお越しいただきました。
アトラス広告社 代表取締役 近藤 淳氏
エスエストラスト 代表取締役 杉本 浩司
菊池製作所 代表取締役 菊池 功氏
クレア 会長 町田 典子氏
ビルディット 代表取締役 富田 陽介氏
サイバーシルクロード八王子 会長 古瀬 智之氏
多摩信用金庫 京王八王子支店長 沼崎 明大氏
当日は13:30に開会となりました!
見ているだけのスタッフですらドキドキ……
まずはスタッフ渾身のオープニングムービーをご覧ください♪
プレゼンのトップバッターは、「空き家リノベーション・学生シェアハウス」がテーマです。(法政大学スポーツ健康学部 須見 太一さん)
「高齢者が多いことから予測できる、空き家の増加」と「学生人口の多さに対する卒業後の定住率の低さ」という観点から、空き家を学生向けのシェアハウスとして活用できないか?といった内容でした。
学生時代も安く住み、卒業後に八王子に定住する場合も家賃に関する優遇が受けられる、という仕組みがよく考えられているなあと関心しきりでした……!
2組目は「手書きのポンチ絵を一瞬でパワポに変換する『エジラ』」です。(株式会社アジラ 小泉 友佑さん)
小泉さんの会社ではすでに手書きの文字を認識して、スマートフォンで撮影するとWordなどの文書に清書してくれるという技術があるそうです。
今回のプレゼンは、それをパワーアップさせ「ホワイトボードや紙に書いた手書きのイラストや図を認識し、清書する」という、聞いているだけでもめちゃくちゃ便利そうな内容でした!!
文字認識も図形認識もできるなんてすごい……!
審査員の方々も利用方法や今後の展開について興味津々の様子でした。
3組目は「病児保育プラットフォーム『あずかるこちゃん』」!(Connected Industries 株式会社 園田 美奈さん)
アイコンのキャラクターが可愛いですね♪
あずかるこちゃんは「風邪をひいたなどの病児を預けることができる「病児保育施設」の存在を知らない、使えないと諦めている潜在ニーズをターゲットにし、各施設と連携のとれるポータルサイト・アプリを作成、子育てとキャリアの両立ができる社会を目指す」というもの。
共働きが増えている時代ですから、こういった制度や施設はもっと使っていきたいもの。けれど確かに、わたしも「病児保育」という言葉そのものを知りませんでした。
今後もっと重要になるかもしれませんね!
4組目は「八王子フィットネスプロジェクト。空き家を利活用したコンディショニングジム」です。(法政大学大学院スポーツ健康学研究科 中一 尚斗さん)
中一さんは大学生でありながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーとのこと……かっこいいですね!
そんな自身の特性を生かして、「増え続ける空き家・空き店舗を利用して運動指導有資格者が利用者に合わせた指導を行うことによる参加者の運動パフォーマンス上昇、及び高齢者向け健康寿命向上等が可能なオーダーメイド式コンディショニングジム運営」といった提案でした。
学生が多い、高齢者が増えている、東京都の市町村部で最も中小企業数及び労働者数が多い……など、八王子市の特性と、ご自身の特性をぴったり合わせたアイデアが素晴らしかったです!
5組目は「VR を用いた不安障害等曝露療法ソフトウェア Virtual Reality Exposure System 開発販売事業」です。(株式会社魔法アプリ 福井 健人さん)
曝露療法というのは、不安障害によって強く感じる不安や苦痛を克服するため、患者さんが恐怖を抱いている物や状況に対して、危険を伴うことなく20分以上直面させる治療方法のことだそうで、海外では実用化が進んで居るそうです。
つまり「バーチャルリアリティ=VRによって、カウンセリングルームに居るまま危険を伴わず不安対象をリアルに体験できる曝露療法システムを開発し、国内に500万人の患者が存在する不安障害の克服を目指すとともに、広く日本に普及させることによってその敷居と価格を低くしていく」といった内容でした。
VRは日本国内ではゲームへの利用が多く見られますが、医療にも使えるんですね!
20人に1人が抱える不安障害に対するビジネスですので、大きなマーケットです。
是非実用化を目指して欲しいですね!
最後の6組目!
テーマは「遊休(退蔵)着物とアーティストとのコラボリユース事業」です。(谷口 美智子さん)
本業はリフォームスタイリストだという谷口さんが提案するのは、「眠ったままの着物をリユースし、アーティストとのコラボなどによって新たな物語を与え、「極上の普段着」として海外のセレブなどをターゲットに八王子のファッション産業を盛り上げる」というもの。
この日に着ていらっしゃったものも上記の一環だそうで、羽織やショールなど、個性的かつ華やかでとても素敵でした!
着物文化なので海外をターゲットに、という点も盛り上がりそうなビジネスです……!
以上がファイナリストの6組の発表でした!!
八王子の土地柄を生かしたものであったり、まだ競合のいないビジネスの発展だったり……
どのプランも本当によく考えられていると感じて、スタッフは感心してばかりでした!!
ここで審査タイムに入ります。
fabbit八王子という施設の簡単な説明の後、そわそわした雰囲気の中、名刺交換などが行われていました。
そしていよいよ結果発表!
八王子ビジネスプランコンテスト2019、まずはグランプリの発表です。
応募総数64組の頂点に輝いたのは……
園田さんによる「病児保育プラットフォーム『あずかるこちゃん』」でした!!!!
おめでとうございます!!!
園田さんはもともと助産師さんだそうで、自身の体験や、子供のいる将来を考えた時に何が必要か?と考え、今回初めてのビジネスコンテスト参加だったそうです。
是非すばらしいアイデアを八王子から発信していって欲しいですね!!
女性としても楽しみにしています!!
続いてたましん賞の発表です。
たましん賞に輝いたのは、福井さんによる「VR を用いた不安障害等曝露療法ソフトウェア Virtual Reality Exposure System 開発販売事業」でした!!!おめでとうございます!!!
なんと福井さんの所属する株式会社魔法アプリの構成は、現役の大学生の方々がほとんどだそうです。
皆さんすごいですね……!
今後大きなマーケットに発展していく内容だと感じました。楽しみです!!
続いて、サイバーシルクロード賞の発表です。
サイバーシルクロード賞に輝いたのは、谷口さんによる「遊休(退蔵)着物とアーティストとのコラボリユース事業」でした!!おめでとうございます!!
サイバーシルクロード賞の副賞はパッションフルーツです。いいなあ。
日本には40兆円分もの着物が眠ったままになっているそうです……!
女性ならではの視点で日本文化である着物を改めて発信していく、という素敵なアイデアでした!
続いて、さくらインターネット賞。
副賞は「サーバー1年間無制限で使い放題」だそうです……なんと豪華な……!!
こちらは「皆様それぞれ素晴らしかった」とのことで、ファイナリストの6組が全員受賞となりました!
おめでとうございます!!
最後にfabbit賞。
こちらの副賞は「fabbit八王子フリー席半年使い放題」です!
こちらもファイナリスト6組の全員が受賞となりました、おめでとうございます!!
この機会にfabbit八王子をバリバリご利用ください!!!
どのアイデアも本当に素晴らしく、プレゼン後の質疑応答の中で、審査員の経営者の方々より「是非とも協力したい」というお話がどのアイデアにもありました。
各プランの今後の展開はそれぞれビジ八グランプリ公式HPにて更新予定ですので、そちらも是非ご覧ください!
以上で第一回となる八王子ビジネスプランコンテスト2019は閉会となりました。
お疲れ様でした……!
ファイナリストの皆様はもちろん、応募のあったビジネスプランの中にも素晴らしく、選びたいものがたくさんあったと審査員の方達もお話しされておりました。今後、そういったプランのブラッシュアップを行うイベントも企画したいと考えております。そちらもお楽しみに!!
今回のコンテストは応募期間があまり無かったにもかかわらず、学生さんから起業家の方までたくさんのご応募があり、本当に嬉しかったです。
わたしではぼんやりとしか考えもつかないような「あったらいいな」や、「こうなってほしい」という社会への願いや発展が、具体的な方法や売上計画まで含めてきっちりと形になっている点。本当にすごいと思いました。
そしてたくさんの方に観覧へお越しいただき、賑やかなイベントとなりました。
併せて有難うございます!
fabbit八王子は「ここから始まる八王子イノベーション」と掲げています。
これからももっと八王子が楽しく、新しく、さらに発展していけるよう、fabbit八王子もお手伝いをしていきたいと思います!
ご協力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
ビジネスプランコンテスト第二弾は来年も開催予定です。お楽しみに!!